あすなろBLOG

2013年11月20日 水曜日

加齢による腰痛や関節痛

当院に来院される腰痛や関節痛の患者様の多くは、整形外科でのレントゲン検査で加齢による軟骨の変性が原因の変形性関節症と診断を受けて、痛みとうまく付き合うしかありませんと言われて来られるケースが少なくありません。
中には、ヒアルロン酸の注射を受けたり、コラーゲンやグルコサミンなどのサプリメントを進められて飲んでいる方もいらっしゃいます。

ヒアルロン酸を注射により直接関節に注入しても、関節内に留まっているのは数日間と聞きます。
ましてや・・・口からコラーゲンやグルコサミンを摂取しても胃で1度分解されてしまうので、再びコラーゲンやグルコサミンになって軟骨組織になる保証はどこにもありません。

軟骨の主成分はコラーゲンです。
コラーゲンを構成するものにアミノ酸、グルコサミン、コンドロイチン(硫酸)などがあります。

腰痛や変形性の関節痛を解消するために、それらのグルコサミン、コンドロイチンなどの栄養成分を摂れば軟骨が正常に作られ変形しにくくなるかというと、実はそうでもありません。

例えば・・・家を作るためには材料はもとより、それを組み立てる大工さんが必要なように、軟骨を作る時にも、その大工さんは必要なのです。
軟骨の大工さんの役割をするのがビタミンCです。ビタミンやミネラルは微量であっても、生命が円滑な代謝を営むのに必要な栄養素なのです。

ビタミンCは、一般的に熱に弱く・・・加えて水溶性であるという特性を持っています。
この水溶性の栄養素は水に溶けてしまいますので、体のなかに長い間留まることができません。

これは次のことからもわかると思います。
コンビニや薬局などでドリンク剤を購入して飲むと、一時的に尿が黄色くなります。
多くのドリンク剤の中には水溶性ビタミンB2が入っています。ビタミンB2は黄色い色素を含むため、ドリンク剤を飲んだ後、30分から1時間ほどでトイレに行くと尿が黄色くなってしまいます。これは使われなかったビタミンB2が、尿と一緒に体外に出てしまうからです。その後でもう一度トイレに行くと、尿はもう黄色い色はしていません。

水溶性の栄養素が体中に留まるのは2~3時間ほどです。
一度にたくさんの水溶性の栄養を摂ったとしても、身体は少しだけしか活用できないのです。

そうであれば、水溶性の栄養成分は一度にたくさん摂るのではなく、安定供給のためにも、少しずつ何度かに分けて摂るのが得策といえるでしょう。ビタミンCを多く含む生野菜なども、小分けにしてとる方が効果的なのです。
さらに、ビタミンCは人体が合成できない栄養素ですので、意識して摂ることが必要です。

また、ビタミンCは敵対するものが非常に多い栄養でもあります。
例えば、タバコ、アルコール、コーヒー、砂糖(精製糖)、ストレス、睡眠不足等々。
以上のことを踏まえて、腰痛、関節痛の方には食事の内容や生活習慣を見直すことをおすすめします。
コラーゲンやグルコサミン、サメの軟骨などをどんなにとったとしても、これらのポイントを改善しない限り、腰痛や関節痛はなかなか改善しないからです。
良い治療を受ければ一時的に腰痛や関節痛は快方に向かいますが・・・食事習慣や運動、姿勢習慣などの生活を改善をしない限り根治しないことを皆様も承知しておいて下さい。




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