あすなろBLOG

2014年7月25日 金曜日

熱中症予防の意外な落とし穴!「低ナトリウム血症」

夏に限らず、マラソンの大会に参加して脱水症状になり、熱中症にかかってしまう市民ランナーは少なくありません。このことは比較的よく知られているため、コースの途中に設けられた給水所を利用するなど、参加者の間でも水分補給の意識は高いのですが・・・
実は、ここが意外な盲点。水分を必要以上に摂りすぎたり、大量に汗をかいて体内の塩分量が不足したりすると、血液中のナトリウム濃度が薄くなりすぎる「低ナトリウム血症」になってしまうことがあります。

<低ナトリウム血症の主な症状>
【軽度の場合】
●特になし
【中等度の場合】
●全身の倦怠感
●吐き気
●筋肉のこむらがえり
【重度の場合】
●呼吸困難
●意識障害
...など

実は私もマラソン大会に参加した時に、この低ナトリウム血症になりふくらはぎのけいれんを起こしたことがあります。それからは塩分サプリを持って走るようにしています。

ナトリウムは、体内の水分と塩分のバランスを調節する働きがあり、健康の維持に欠かせないミネラルの一つです。不足した量がわずかであれば、特に症状が現れないこともありますが、不足の程度が大きくなるにつれ、だるくなる、吐き気がするなどの症状が現れるようになります。重症になると、脳がむくむ脳浮腫や、肺に水がたまる肺水腫などが引き起こされて、呼吸困難や意識障害などの危険な状態に陥り、最悪の場合は死に至ることもあります。
何よりも大切なのは、低ナトリウム血症にならないように、あらかじめ気をつけておくことが大切です。健康な人であれば日常生活でそれほど気にしなくても良いと思いますが、マラソンなどの運動をする際は、ナトリウム濃度が0.1~0.2%の食塩水などでナトリウムの摂取を心がけるとともに、水を摂りすぎないように注意することが必要です。かといって、水分が不足すると熱中症になる恐れがありますので、少なくとも、自分にとっての水分摂取の過不足を、普段の練習中から意識しておくようにしましょう。



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