施術について

鍼灸・はり治療による特徴とメカニズム

<鍼灸治療の作用>
①調節作用
1.興奮作用
麻痺、知覚鈍麻など落ちてしまった機能を興奮させる作用
2.鎮静作用
局所の疼痛、筋緊張のような機能亢進を鎮める作用

②誘導作用
1.患部誘導法
局所の血行不良などに対し直接その患部に施術して、血液を他の健部から患部へ誘導する
2.健部誘導法
局所の炎症、浮腫など患部と離れた所に施術して血液を違う所に誘導してちらす。

③鎮痛作用
1.脊椎で痛みを抑えるゲートコントロール作用が起こる
2.脳内に痛みを抑制するエンドルフィンが分泌される
3.末梢神経の痛みの信号を遮断する
4.痛覚閾値が上がるため、痛みを感じにくくなる

④防衛作用
白血球などが増加して治癒機能を促進させる作用

⑤免疫力作用
免疫機能を高める抵抗力アップさせる

⑥消炎作用
白血球を増加させ、末梢循環を改善させることにより炎症のプロセスを早く進行させその治癒を早め生体防衛反応を亢進させる作用

⑦転調作用
自律神経失調症やアレルギー体質を改善

⑧反射作用
体性ー内蔵、自律神経反射を介して離れた部位の機能を調節する作用

・針治療

針を患部やツボに刺して治療する針治療。髪の毛ほどの極めて細い針(直径0.12mm~0.44mm、長さ30mm~80mm程度)を使用します。
刺し方でよく使われる手法としては、目的の深さまで刺し、刺した針を上下や回旋、振動など一定の刺激を与えてすぐに抜く「単刺」、刺したまま5~15分ほど置く「置鍼」、刺した針に微量の低周波電流を流して、筋肉の血行促進を図る「パルス鍼」などがあります。これらは症状によって使い分けられます。

なぜ針治療は効果があるのでしょう。
それはツボに刺した針による刺激が自律神経系、免疫系などに作用して、緊張を緩和し血液やリンパ液の代謝を向上させることにより、自然治癒力をアップさせる働きがあるのではないかと考えられています。

・灸治療

灸は「お灸」「やいと」などと呼ばれ、一般に広く行なわれてきました。もぐさを使ってツボに熱刺激を加える方法で、直接皮膚にもぐさを乗せて着火させる直接灸と、もぐさと皮膚の間をあける間接灸があります。
直接灸では、もぐさの大きさは糸状や米粒ほどの小さいものから小指大の大きさのものがあります。熱の刺激が強く、施灸後に水泡ができることがあり灸痕が残ります。有名な逆子を治す治療法はこの直接灸を足の小指の先端に行います。
一方、間接灸には、もぐさと皮膚の間に筒状のボール紙を挟み、もぐさが直接皮膚に触れないようにするものや、薄く切ったにんにくや生姜、味噌などを挟む隔物灸と呼ばれるものがあります。熱を和らげるものを挟むため、温和な熱さとなります。

灸は、ツボや患部に熱刺激を与えるため、血行が良くなります。そのため、血液内の免疫物質を分泌されたり、造血作用が促進されたりして、身体の機能改善や抵抗力向上などに効果があります。

「鍼」と「灸」の治療効果の違い
針治療はすぐに効果が現れる傾向にあり、灸治療は慢性的な症状に対して、比較的ゆっくりと継続的に改善させる傾向があります。ですが、針治療も慢性的な症状に効果があることも多く、また灸でもすぐに効き目が現れることもあります。
ですから、この症状には針治療、こちらの症状には灸治療と一概に決めつけることは難しいのです。針治療と灸治療は、治療を受ける人の疾患や症状、体質などを考慮して、有効なツボを選び、その人に合った治療法を行なうことが重要となります。



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