あすなろBLOG

2017年6月22日 木曜日

はり治療・・・なぜ効くの?

はり治療の適応は筋肉や関節の痛み、肩こり、腰痛、頭痛、手足のしびれ(神経痛)、不眠、自律神経失調症、その他様々な症状がありますが、病院に行っても解決せず、鍼治療を試みる方も多いと思います。
だけど・・・まだ鍼治療を体験されたことのない人は、体に鍼を刺すってなんだか怖いですよね・・・?


東洋医学の治療法のひとつである鍼灸の治療法は、日本だけでなく、欧米など世界中で注目を集めています。
そしてその効果について、公的機関が研究を進めており、1997年にはアメリカの国立衛生研究所(NIH)が鍼灸の効果と科学的根拠を認める声明を発表しました。また2002年には世界保健機関(WHO)で、さまざまな疾患や症状に対する有効性を認めています。

そこで、はり治療にはどのような効果があるのか?について記載していきたいと思います。

はり治療は名前の通り、針を患部やツボに刺して治療する針治療。髪の毛ほどの極めて細い針(直径0.12mm~0.44mm、長さ30mm~80mm程度)を使用します。

<はり治療による作用>
1、針を刺した部位にできる極小さな傷を修復しようとするために血流が増加する。

2、針の刺激によって痛みを抑えるモルヒネのような役割をもったホルモンが分泌され、また痛みを脳に伝える神経をブロックする働きがあるため、痛みを緩和する。

3、刺激を与える体のツボによって、リラックス効果のあるセロトニンなどのホルモンも分泌されるため、自律神経のバランスが整い、交感神経と副交感神経の働きがスムーズに行なわれ、ストレス性の症状に効果があります。さらに自律神経は、胃腸などの内臓や血圧もコントロールしているので、自律神経のバランスが整うことによって、内臓機能のバランス回復に役立ちます。

4、針を刺入すると、血液やリンパの流れが良くなるので、固くなっていた筋肉の緊張がほぐれて柔らかくなり、コリやハリが緩和される。

5、あまり知られていませんが、はり治療は美肌にも効果があります。針で傷つけられた細胞は修復しようと増殖します。それが細胞の活性化に繋がり、コラーゲン繊維を強くします。そのため肌の弾力が高まり、シワやたるみの予防に繋がるのです。また、血流が促進されくすみを改善、筋肉の刺激によるリフトアップ効果など、さまざまな美肌効果が期待できます。

<例えば>
肩こりの場合、

パソコンやスマホ画面の見すぎで交感神経が興奮して、筋肉の緊張が強くなる。
長い時間、同じ姿勢を取っていたために血流が悪くなる。
血流が悪くなると、痛みの原因物質や、筋肉を緊張させる物質を回収できない。
肩の筋肉が硬くなって痛む。
ここにはり治療をすることで、血流がよくなり、痛みの原因物質や、筋肉を緊張させる物質が血流によって回収される。
交感神経の興奮が抑えられて、筋肉の緊張を起こりにくくする。
となります。その仕組みはかなり複雑なものですが、はり治療をきっかけにして、人間がもともと持っている「治す力」が働いて、本来あるべき姿に戻ろうとします。

また、胃腸の不調の場合、
胃や腸の活動が低下して、消化や排出の能力が落ちている。
胃や腸の活動が上がりすぎて、胃酸が出過ぎ、胃腸を守る粘液が減って胃腸の壁が壊される。
はり治療のツボの作用によって、活動が上がりすぎた交感神経を適度に鎮めたり、活動が低下した副交感神経を適度に上げることができます。
はり治療というと肩こり・腰痛などに効くイメージを持たれている方が多いと思いますが、実は内臓の不調をよくするのも、はり治療の得意とするところです。



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