あすなろBLOG

2018年2月 3日 土曜日

肩が凝って頭が痛い「筋緊張性頭痛」江戸川区・一之江・瑞江・篠崎・あすなろ針きゅう院ブログ


肩がガチガチこり固まって、しかも慢性的に頭痛がする。
特に冬の寒い季節になると、肩まわりの筋肉に自然と力が入ってしまい、お風呂でよく体を温めると楽になるが・・・
朝起きてみるとなんだかまた、肩がガチガチに凝って、しかも頭が痛い・・・ということはないですか?



慢性的な頭痛のなかで一番多い「筋緊張性頭痛」
無理な姿勢や過度な緊張、ストレスなどが重なって起こると考えられています。

緊張性頭痛は、身体的ストレスと精神的ストレスがいくつも重なることによって起こると考えられています。
身体的ストレスとは、たとえば上半身を前かがみにしたパソコン操作や、うつむき姿勢、車の運転、就寝時の合わない枕など、不自然な姿勢を長い間続けることや、体の冷えなどがこれに当たります。そのような状態が続くと、首筋から肩にかけての筋肉が収縮し、こった状態になり、頭痛を誘発します。また、運動不足も頭痛を招きます。


首から肩、背中にかけての筋肉や頭の筋肉が緊張することで・・・
筋肉内の血流が悪くなり、筋肉の中に乳酸やピルビン酸などの老廃物がたまります。
それが周囲の神経を刺激し、締めつけられるような痛みを起こすのです。

また、精神的ストレスは、筋肉の緊張がなくても頭痛を引き起こすことがあります。
神経の緊張が毎日のように続くと、脳に備わっている「痛みのコントロール機能」がきちんと働かなくなり、筋肉が緊張していなくても頭痛が起こるようになってしまうのです。


緊張型頭痛に針治療は効く?
針治療(鍼)が痛みを和らげる効果は、さまざまな場面で試され、実際の治療として使われています。
肩こりから来るとされる緊張型頭痛に対して、針治療がこれまでの研究でどんな結果を出しているかが調査されました。

<2016年2月までの文献を検索>
ここで紹介する研究は、過去の研究報告を集める方法で、緊張型頭痛に対する針治療の研究状況をまとめたものです。
研究班は、文献データベースの検索により、最も新しいもので2016年2月10日までの範囲を調べて関係する研究報告を収集しました。

◆針を打った人の半分で頭痛の頻度が半減
採用基準を満たす12件の研究が見つかりました。
12件のうち針治療と偽の針治療を比較した4件の研究のデータをまとめると、次の結果になりました。
針治療を受けた参加者のうち、治療後の391人中205人(51%)で頭痛の頻度が50%以上減少し、対して偽針治療のグループでは312人中133人(43%)だった(リスク比1.3、95%信頼区間1.09-1.5、4件の研究、中等度の質のエビデンス)。ランダム化から6か月後の結果は類似していた。
針治療を受けた人の51%で、頭痛の頻度が半分より少なくなり、偽の針治療よりも改善していると見られました。ただし、6か月後には針治療をしたグループと偽の針治療をしたグループで大きな違いがなくなっていました。
副作用にあたる有害な出来事について次の結果がありました。
3件の試験が、有害事象を報告した参加者の数を報告していた。針治療群では174人中29人(17%)、偽針治療群では103人中12人(12%、オッズ比1.3、95%信頼区間0.60-2.7、低い質のエビデンス)。
針治療のグループで、統計的に偽の針治療よりも有害な出来事が多いとはいえないというデータが得られました。
緊張性頭痛に悩んでいる人は多く、薬などの治療もありますが、薬の使い方を間違えば薬物乱用頭痛を引き起こしてしまう場合もあります。

頭痛の治療のひとつとして、鍼治療はよく研究されています。
最新で2016年4月までの研究データを集めて統合した結果、鍼治療で薬よりも頭痛の回数が減り4割の人で頭痛の回数半減、副作用は少なかったことが報告されました。 

鍼治療を受けた人と受けなかった人を比較した研究では、鍼治療を受けた人のうち41%で頭痛の頻度が半分以下になっていました。対して鍼治療を受けなかった人は17%で頭痛の頻度が半分以下になり、鍼治療で短期的に頭痛の頻度を減らす効果があると見られました。
鍼と薬を比較した研究のデータから、次の結果が得られました。
鍼による治療後は、薬物による予防よりも大幅に、片頭痛の頻度が減少した(標準化平均差-0.25、95%信頼区間-0.39から-0.10、3件の研究、739人の参加者)[...]。
鍼治療を受けた試験参加者は、予防薬を処方された参加者よりも有害作用のために離脱することが少なく(オッズ比0.27、95%信頼区間0.08-0.86、4件の研究、451人の参加者)、有害作用を報告することも少なかった(オッズ比0.25、95%信頼区間0.10-0.62、5件の研究、931人の参加者)(中等度の質のエビデンス)。

鍼治療によって、短期的には薬を使うよりも片頭痛の頻度を減らせると見られました。
副作用にあたる有害な出来事の頻度は、薬を使うよりも鍼治療のほうが少なくなっていました。

鍼治療は実際の医療でもさまざまな場面で使われ、痛みを和らげる役に立っています。
効果と副作用のデータがしっかりまとめられていることで、安心して治療を受けるために役立ちます。

 



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