これまでのブログ記事では「健康寿命を延ばす秘訣」
第一弾として<食生活編>
第二弾として<運動編>①
そして前回は<運動編>②「正しい靴の選び方」をお伝えしました。
目次
<運動編>③
前々回の<運動編>①では、「プラス1,000歩、歩いてみよう!」「ながら運動」をしてみよう!」ということをお伝えしましたが、、、
運動になじみがない方や運動嫌いな方は「なんで、嫌いな運動をしなきゃいけないの?」
と気が進まない方もいると思います。
そこで今回は<運動編>③として、「そもそも、なぜ?運動することが大事なの」「筋肉量低下はサルコペニア?」というテーマでお伝えします。
今話題になっている「サルコペニア」やテレビCMで人気者になった「きんさん・ぎんさん」のエピソードなどを記載していますので最後までお読みください。
皆さんもすでにご存知でしょうが、カラダを動かすということが運動ですよね!
そして、何かしらの運動をすることにより筋肉量のアップが期待できます。
筋力低下は死に繋がる! 老化防止に大事なのは筋肉
我が国の高齢化社会では、100歳以上の高齢の方が7万人を超えていますが、そのほとんどの方が自立歩行することができずに、介護施設のお世話になっています。
寝たきりや要介護状態になる第一位の要因は「運動機能の低下、障害」です。
ここで大きな問題点になるのは、骨や筋肉が衰えてくると、姿勢の保持や移動・歩行ができなるということです。
骨や筋肉の老化は、40代からゆっくりと進行していくことが分かっています。
筋肉量の減少は30代から徐々に始まりますが、特に40代以降は顕著になります。
健康な人でも80歳には30%程度の筋肉が減少します。
老化によって筋肉量が減少し、握力や歩行機能の低下などの身体機能の悪化が見られる状態を「サルコペニア」と呼びます。
「サルコペニア」に陥ると、日常生活に支障をきたすだけではなく、転倒による骨折や、内臓機能の低下、脳梗塞や心筋梗塞などの命に関わる疾患や認知症などが発症しやすくなります。
デスクワークなど座りっぱなしの生活をしていたり、歩かずに車ばかり利用する、日常的に運動量が少ない、運動せずにカロリーの調整だけでダイエットしている人は「サルコペニア」になりやすい傾向があります。
筋肉は脳に直結している
テレビCMで人気者になった「きんさん・ぎんさん」は100歳を超えてもお元気な姿がメディアで流されていました。
*画像はお借りしました
実は、人気者だったお二人のうちの「きんさん」は、マスコミに取り上げられる前に自力で歩くことが出来ず、更には認知症を患っていたことをご存知でしょうか?
テレビでのお元気なお姿を見ると思いもつかなかったことだと思います。
一方、「ぎんさん」は特に調子の悪いところも無く非常に元気でした。
「ぎんさん」が口癖にしていた言葉が『人間は足から死ぬ』だそうです。毎日歩いて足を鍛えていたそうです。
自分の足で歩くぎんさんを見て「きんさん」は「ぎんはよく歩くぞ」「わしもぎんのようになりたい」と一念発起され、足を鍛えると決めたそうです。90代後半から毎日のように足、特にふくらはぎを鍛えていたそうです。
*画像はお借りしました
きんさんの行っていたふくらはぎのトレーニング
その結果、足の筋肉が鍛えられて歩けるようになったそうです。歩けるようになると記憶力も驚異的に回復して、認知症も克服。歩くことで全身の血流が改善し、脳の血流も増えた為と考えられています。
このように、筋肉はカラダを動かす運動器という役割にとどまらず、生きた器官として全身の臓器や脳と密接に関わっています。
筋肉は姿勢や動作を保つ役割としては想像がつきますが、脳や血管など内臓の働きにも関与していることは少し意外に思われるかもしれませんね。
また、、、運動とともに、筋肉づくり・サルコペニア予防で重要になるのがタンパク質の栄養です。
運動の後には、ご飯など糖質によるエネルギー補給に加え、肉・魚・豆類などタンパク質が豊富な食品をしっかり摂ることをお薦めします。
次回は<運動の後に必要な栄養素>について、お伝えする予定です。
今回のBLOGの【合言葉】は「筋肉は脳に直結している」
ご来院の際にこの「合言葉」を言ってくださいましたら、自費診療の施術料の5%をサービスさせていただきますので、必ずお伝えください。
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当院では【健康寿命延伸委員会・100歳まで歩こう推進室】を開設しています。
当院では「地域の皆様の健康寿命を少しでも伸ばしていただきたい」という思いから、
ご自身やご家族の筋力・活動年齢を知ることができる<活動年齢測定会>を実施しています。
人生100年時代を迎えていますが、あなたは何歳まで歩いて生活する自信がありますか?
我が国では、100歳以上の高齢の方が7万人を超えていますが、ほとんどの方が自立歩行することができずに、介護施設のお世話になっています。
あなたのご両親や高齢のご家族はどうでしょうか?
寝たきりや要介護状態になる第一位の要因は「運動機能の低下、障害」です。
骨や筋肉といった「運動器」は実は高齢になってから衰えるのではなく、40~50歳から衰え始めてきます。
いつまでも自分の足で歩き、生活していくためには、まずはご自身の「運動能力や機能」を知ることが大切です。
ご自身や高齢のご家族の筋力・体力・活動年齢が今現在どれくらいなのか?
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今回、当院にご縁をいただいた方々やご家族には「初回無料にて活動年齢測定」を実施します。
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当院はいつでも、あなたの「健康」をバックアップしたいと考えております。