
今年の梅雨は雨量多い?・・・ような気がします?
気象庁の3か月予報では、
【梅雨時期の雨】
6月の降水量は「平年並か多い」
7月の降水量は「平年並」の予想。
特に梅雨時期の九州地方では、平年並でも雨量はかなり多い地域なので、
今年は大雨により警戒が必要とのこと、、、
コロナ禍であっても素早く避難するように呼び掛けています!
コロナ禍の心配がありますが、命を守る素早い避難が大事。生きながらえてのコロナ対策をしましょう。
【夏の暑さ】
6月~8月の気温は「平年より高い」予想されています。
特に8月は、平年に比べ晴れる日が多く、暑さが厳しくなりそうです。
目次
コロナ対策に大雨に暑さ… 熱中症対策と注意が必要な時期です。
コロナ対策でマスクをしているのが日常となっています。
マスクをつけていると、のどの渇きを自覚しにくくなりますので、水分補給が不十分にりがちです。
熱中症は、新型コロナウイルスの初期症状に似ているといわれています。
人が密にならないところではマスクを外すとか、こまめに水分を補給するなどを心掛けましょう。
熱中症で医療機関の負担にならないようにするのも、大事な新型コロナ対策のひとつです。
梅雨時期は「気象病」にご注意を!
梅雨の時期に入り、古傷の痛みや関節痛、神経痛、頭痛、その他身体の不調を訴える方が増えてきました。
6月~7月中旬の梅雨が明けるまでは、気温や天気が変わりやすく「気象病」になる方が増えています。
頭痛、肩こり、腰痛、耳鳴り、膝関節痛、坐骨神経痛・・・
さらには、気分の浮き沈み、気力の低下など・・・
梅雨時期に起こり得る体調不良
天気や気圧などの変化により自律神経が乱れることで・・・「体がだるい」「頭痛」「腹痛」といった症状が現れます。
また、一日の温度差から、「冷え」や「肩こり」の症状が出たり、風邪をひきやすくなったりもします。
また、いつも以上にからだが敏感になり痛みを感じやすい時期でもあります。
梅雨の大敵と言えば「湿気」
梅雨時期は湿度が高くなり、普段よりも体内の水分が体外に出ていきにくくなり、体の水分が膨張して、ムクミの原因になってしまいます。
湿気によって食物が劣化するスピードも速くなるため、カビや細菌が繁殖してしまった食べ物を食べてしまうことで「食中毒」の危険性も高まってしまいます。
東洋医学では湿気による邪気
東洋医学では湿度が高くなることにより体調を崩す原因を「湿邪(しつじゃ)」といい、大気中の湿気による不調によるものと考えられています。
重い・だるい・胃腸が不快は「湿気による邪気」のせい!
「湿」には
・重い
・粘着
・停滞
といった性質があります。
そのため、身体に表れる症状としては・・・
頭痛、頭が重い、体が重だるい、むくみ、下痢、湿疹、口内が粘つくなどの症状が出やすくなります。
この時期、なんとなくヤル気が出なくなったり、だら~んとした気分になりませんか?
わたしも、この湿気が多くなる時には、持病の坐骨神経痛や脚のダルさが毎年のように出てきます。
梅雨のジメジメした、いや~な時期をスッキリ元気に過ごすには、生活習慣を整え、胃腸を元気にすることが欠かせません。
健康に梅雨を乗り切るためには
「食事、睡眠、運動」普段の生活習慣の意識が梅雨時の体調を大きく左右します。
食事では
ビタミンB群
体調不良で体力低下やだるさを感じる梅雨時には「ビタミンB群」を摂取することが対策となります。
ビタミンB群の中の「ビタミンB1」は、糖質を分解してエネルギーに変える役割を果たすことから『疲労回復ビタミン』『ストレスビタミン』とも呼ばれるほど、疲労やストレスに対して絶大な効果を発揮します。
ビタミンB1を多く含む食材
玄米・発芽米・全粒粉パンなど胚芽つきのもの、豚もも肉、豚ロース肉、紅鮭など
また、「ビタミンB2」も、糖質や脂質、タンパク質をエネルギーに変えるときに必要なビタミン。
ビタミンB1とともに、エネルギーを得て疲労回復するには欠かせない栄養素なのです!
ビタミンB2を多く含む食材
魚介類、牛乳乳製品、卵などの動物性食品が挙げられます。
また、納豆や緑黄色野菜、キノコ類にも比較的多く含まれています。
<食べ物には「体を温めるもの」「体を冷やすもの」があります>
気候の変化で機能が低下する梅雨の時期には「体を温めるもの」を積極的に取り入れることがおすすめ!
「体を温める食材」
ねぎ、しょうが、とうがらしといった、薬味やスパイスとして活躍している食材が挙げられます。
これからは血行を促進して体を温めることに優れている上、発汗作用もあるので体内の水分も体外へ排出してくれます。
また、体を温める食材は、色が「赤・黒・オレンジ」のものが多いです。
ごぼう、人参、レンコンなどの根菜、卵、赤身肉、チーズ、魚介類があてはまります。
「体を冷やす食材」
トマト、キュウリ、ナス、スイカなど夏に旬を迎える食材。これらは体を冷やす性質があるのです。
だからと言って「食べてはいけない」というわけではありません。
加熱や調理の工夫次第で体を冷やす性質がなくなったりするので、そのまま食べずにお料理の中に入れてみて下さい!
睡眠では・・・快適に眠れる睡眠環境を整えましょう!
心地よい睡眠のためには、睡眠環境を整えることが非常に大切です。
快眠のために最適とされる環境は「気温26度以下」「湿度50~60%」
梅雨の時期特有の寝苦しさは、夏の暑さと80%を超える湿度の高さが関係しています。
ここでは、エアコンの活用をしましょう!冷房で室温を26度前後に保つと寝やすくなります。
つけっぱなしにすると体を冷やしてしまう原因にもなるので、タイマー機能を使って可動時間を調節することも大切です。
また、除湿機能を使って湿度調整も行ってみて下さい。
エアコンに除湿機能がない場合は、除湿器でも大丈夫です。
また、湿気の多さは寝具にも影響をもたらすので、ここでも対処が必要!
布団が湿った状態になると、ダニやカビが発生しやすくなり、寝つきが悪くなる等睡眠の質を下げる原因となります。
梅雨の時期でも晴れる日はあるので、その時にはできるだけ布団を干して日光にあててあげましょう。
なかなか外に干せるチャンスがなければ、窓を開けて換気をしたりエアコンで調整したりして、寝室の除湿をしておくとベター。
適度な運動で水分を出してむくみ予防
体の中に余分な水分の溜まりやすい梅雨の時期は、適切な運動を行うことが大切です。
水分や老廃物が体外へ排出されないと、むくみや食欲不振といった不調に繋がります。
運動は簡単なもので良いので、なるべく毎日、少しでも取り入れてみて下さい。
お勧めは、ストレッチと筋トレです。
普段から運動習慣がない方は、ぜひ1日10分からでもいいので、軽いストレッチから実施してみましょう。
運動のタイミングは、体の温まった入浴後が最も効果的ですが、空いた時間や気が向いた時でも大丈夫です。
また、運動を行う前には水分補給を行うと得られる効果が高まります。
水分を取り入れることで基礎代謝が上がります。その結果、水分の排出や体脂肪の燃焼が効率的に行われることにつながります。
この機会に、皆さまも生活習慣を見直して健康に梅雨時期を乗り切りましょう!