はり、きゅう治療について

【鍼灸治療】
WHO(世界保健機関)でも認められている、副作用のない安全な治療法です。
痛みの緩和をはじめ、原因のわからないさまざまな症状を改善させるほか、疾病の予防、体質の改善等にも役立つ治療法です。

目次

痛くない・副作用のない・安全な針   料金:1,600円~5,600円(税別)

当院で使用している針は、髪の毛くらい細い0.14ミリから0.2ミリくらいの極細いディスポ針(使い捨て)を使用しています。

多くの患者様から「刺さっているのがわからないくらいで、もっと早くやればよかった」と言って頂いております。
また、はり治療を行うようになってから、「風邪が引きにくくなった」との声もあります。
これは身体の免疫力が向上した結果と思われます。  

 熱すぎず、跡が残らない温灸   料金:温灸治療800円~4,000円(税別)
                 妊婦逆子矯正の灸治療は1回3,200円(税別)

当院では、カマヤ灸といって円柱状の台の上にもぐさをのせて各ツボに行う熱過ぎない温灸を実施しています。
灸痕といったやけどの跡も付かず、気持ちが良いくらいの熱さなのでどなたにでも安心して受けられる治療です。

アスリートのためのはりきゅう治療

当院のはりきゅう治療は東洋医学的なツボ療法はもとより、現代医学的見知により包括的な鍼灸治療を提供いたします。

当院では各種アスリートが競技やトレーニングによって起こるスポーツ障害や症状への鍼灸治療にも対応しています。

アスリートのケガやスポーツ障害に携わる場合、院長が体育大学出身で大学で学んだ知識やスポーツトレーナーをしていた経験から、現代スポーツ医学の知識を始め、スポーツ生理学、運動力学、栄養学など様々な見知からアプローチ、アドバイスをさせて頂いております。

更に、鍼灸治療においても、各種のスポーツ特性を理解した上で治療方針やアドバイスをしております。

スポーツ鍼灸治療は、副作用の無い安全な治療技術であり、スポーツ障害の予防やリハビリテーション、コンディショニング、パフォーマンスの向上などに大きくその効果を発揮します。

鍼灸治療により、お体のメンテナンスを行うことで自律神経の安定を図り、より永く充実した競技生活を送ることができます。

鍼灸治療は野球、ゴルフ、テニス、バトミントン、バレーボール等による肘、肩の関節の障害やジャンパー膝、アキレス腱炎、シンスプリント、腰痛などにも効果的です。

競技前では、お体の状態をベストコンディションに仕上げ、競技後は疲労をできるだけ早く解消することが期待できます。

また、鍼には鎮痛効果や血流促進作用がありますので、JOCドーピング規定により鎮痛剤や感冒薬などの薬物を服用できない選手の体調管理及び治療についても対応しております。プロ選手、アマチュアを問わず、お気軽に御相談ください。

期待できる効果

1、ケガ・障害の治療

鍼灸治療は腫れの早期回復や痛みの緩解に用いられます。

また反復運動による筋肉等軟部組織の疲労に対する鍼灸治療は局所の緊張や疼痛を和らげ、局所の循環の改善により組織を早く回復します。

2、ケガ・障害の予防(再発予防)

練習量の増加、長期遠征等で生活の変化が続く場合、以前ケガをした部位や障害を起こしやすい部位をあらかじめ治療しておく事により再発を予防します。

また、異常や違和感を早期に見つけ治療しておく事により、発症を未然に防ぐことが大切です。

3、コンディションの調整=パフォーマンス向上

事前に体のメンテナンスをすることにより、トレーニングによる疲労の回復を早め、お体の健康状態を良好に保つことにより、最高のコンディションでパフォーマンスできるように定期的な治療を提案します。

 

「はり」と「灸」の治療効果の違い

はり治療は鎮痛効果が高く、比較的はやく効果が現れる傾向にあります。

灸治療は慢性的な症状に対して、比較的ゆっくりと継続的に改善させる傾向があります。

ですが・・・はり治療でも慢性的な症状に効果があることも多く、また灸でもすぐに効き目が現れることも、しばしばあります。

ですから、この症状にははり治療、こちらの症状には灸治療と一概に決めつけることは難しいのです。

はり治療と灸治療は、治療を受ける方の体質や疾患、症状などを考慮して、有効なツボを選び、その人に合った治療法を行なうことが重要となります。

 

はりきゅう治療Q&A

Q1. 鍼灸には副作用はありますか?

A1.鍼灸はツボを刺激して身体のバランスを整えていく治療法ですので、副作用は殆どありません。

お子さまからお年寄り、妊娠中の方でも安心して治療を受けることができます。
副作用ではありませんが、東洋医学の漢方薬やあん摩、鍼灸では「好転反応」「瞑眩反応」「還元反応」などと呼ばれていて、施術直後は血流や神経の働きが急激に変化し、痛みや不調のある異常なバランス状態から正常なバランスへ、治りにくい慢性的な疾患から身体を還元する変化が起こります。
主な症状として・・・身体がだるい、頭が痛い、重い、 眠い、発熱、発汗、めまいがする、手足がしびれる等の症状が出ることがございまが、一時的な症状で1日か2日間で改善します。

 

Q2. はりは痛くないですか?

A2.基本的にはりは痛くありません。

但し鍼特有の響く感覚が生ずる場合があります。人によってはそれを痛みと感じる場合がありますが、通常は患部にひびく感じで、なれると心地よさも出てきます。治療に用いる鍼は直径が髪の毛(0.2mm 以下)程度の細さで、先端も裁縫や注射針とは異なり、痛みをできる限り伴わない形状になっています。
 

Q3. はりは清潔?消毒されているの?

A3.当院ではディスポーザブル( 使い捨てのはり)鍼を使用しています。

消毒滅菌されて梱包されたディスポーザブル鍼は、一回使用ごとに廃棄されます。

Q4. はりをしている状態で動いても大丈夫?

A4. 刺入中は動くと痛みを感じる場合があります。できる限り動かず施術を受けてください。

皮内鍼【置き針】数日間テープで張り付けておく鍼であれば、動いたり運動したりしても大丈夫です。
皮内鍼は、身体の中には入り込まないようにできている1-5mm 程度の長さの鍼をテープで止めておくタイプのものです。色々な疾病に有効で、花粉症や肥満対策に使う場合もあります。 

Q5. 妊娠中に鍼灸をしても大丈夫?

A5.鍼灸は母体や胎児への副作用がないため、妊娠中の女性や投薬治療ができない方に適しています。

鍼灸によってつわりが緩和されたり、流産癖のある人が無事に出産したり、また、逆子が直ったという例もあります。
ただし、妊娠していることは治療の前に必ず伝えてください。

Q6. 病院での治療中や投薬中に鍼灸を受けて大丈夫?

A6.問題ありませんが、主治医の先生に確認してください。

疾病によっては、投薬と鍼灸との併用でより高い効果を望める場合もあり、欧米ではそれが標準的な考え方になりつつあります。日本でも、積極的に統合医療を推奨するケースが増えてきました。 

Q7. ストレスや更年期、うつ病などにも効くのですか?

A7.鍼灸はストレスから来る様々な症状の改善に大変有効であるといわれています。

また、更年期障害に伴って起こる自律神経失調症や不定愁訴(めまいや動悸、肩こり、腰痛など更年期になって起こりやすい症状)を治めるには、もっとも適している方法のひとつです。

うつ病に関しては、心療内科など西洋医学との統合治療がより有効です。 

Q8. 痩せるツボってあるの?

A8.痩せるとして一般的にいわれているのは耳のツボです。

耳の胃点、肺点等に鍼による通電や皮内鍼という鍼による刺激を加えると、食欲を抑制して体重減少や代謝異常を改善する可能性が推測された、という報告などがあります。

しかし、ダイエットを成功させる上で一番大切なことは、正しい生活習慣を継続していくことで、鍼によるツボへの刺激はそのきっかけを作ることです。

Q9. 脱毛改善にも効果はあるの?

A9.脱毛の原因は様々ですが、ストレスによる円形脱毛の人も多く、その場合はある程度の効果は期待できるでしょう。その他が原因の場合も長期間の治療で効果がみられることもあります。 

Q10.はり灸治療・・・なぜ効くの? 

 A10.はり灸治療の適応は筋肉や関節の痛み、肩こり、腰痛、頭痛、手足のしびれ(神経痛)、不眠、自律神経失調症、 その他様々な症状がありますが、病院に行っても解決せず、はり灸治療を試みる方も多いと思います。

<はり治療の効果作用>

1、針を刺した部位にできる極小さな傷を修復しようとするために血流が増加する。

2、針の刺激によって痛みを抑えるモルヒネのような役割をもったホルモンが分泌され、また痛みを脳に伝える神経をブロックする働きがあるため、痛みを緩和する。

3、刺激を与える体のツボによって、リラックス効果のあるセロトニンなどのホルモンも分泌されるため、自律神経のバランスが整い、交感神経と副交感神経の働きがスムーズに行なわれ、ストレス性の症状に効果があります。さらに自律神経は、胃腸などの内臓や血圧もコントロールしているので、自律神経のバランスが整うことによって、内臓機能のバランス回復に役立ちます。

4、針を刺入すると、血液やリンパの流れが良くなるので、固くなっていた筋肉の緊張がほぐれて柔らかくなり、コリやハリが緩和される。

5、あまり知られていませんが、はり治療は美肌にも効果があります。針で傷つけられた細胞は修復しようと増殖します。それが細胞の活性化に繋がり、コラーゲン繊維を強くします。そのため肌の弾力が高まり、シワやたるみの予防に繋がるのです。また、血流が促進されくすみを改善、筋肉の刺激によるリフトアップ効果など、さまざまな美肌効果が期待できます。

<例えば>
肩こりの場合、
パソコンやスマホ画面の見すぎで交感神経が興奮して、筋肉の緊張が強くなる。
長い時間、同じ姿勢を取っていたために血流が悪くなる。
血流が悪くなると、痛みの原因物質や、筋肉を緊張させる物質を回収できない。
肩の筋肉が硬くなって痛む。
ここにはり治療をすることで、血流がよくなり、痛みの原因物質や、筋肉を緊張させる物質が血流によって回収される。
交感神経の興奮が抑えられて、筋肉の緊張を起こりにくくする。
となります。その仕組みはかなり複雑なものですが、はり治療をきっかけにして、人間がもともと持っている「治す力」が働いて、本来あるべき姿に戻ろうとします。

また、胃腸の不調の場合、
胃や腸の活動が低下して、消化や排出の能力が落ちている。
胃や腸の活動が上がりすぎて、胃酸が出過ぎ、胃腸を守る粘液が減って胃腸の壁が壊される。
はり治療のツボの作用によって、活動が上がりすぎた交感神経を適度に鎮めたり、活動が低下した副交感神経を適度に上げることができます。
はり治療というと肩こり・腰痛などに効くイメージを持たれている方が多いと思いますが、実は内臓の不調をよくするのも、はり治療の得意とするところです。

WHO(世界保健機構)では、次に掲げる疾患に鍼灸治療が適応であることを認めています。

神 経 系:神経痛・神経麻痺・筋肉痛・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー等

運動器 系:関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頸肩こり・五十肩・腱鞘炎 ・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)・各種スポーツ障害等

循環器 系: 心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ

呼吸器 系: 気管支炎・喘息・風邪および予防等

消化器 系:胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾・ 口内炎等

内分秘代謝系 :バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血等

泌尿器 系:腎炎・膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・前立腺肥大・陰萎等

婦人科 系:更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・のぼせ・つわり・血の道・不妊症等

耳鼻咽喉科系: 中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・蓄膿症・咽喉頭炎・扁桃炎・声枯れ等

眼 科 系:眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい等

小児科 系 :小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善等

皮膚科 系: 蕁麻疹・しもやけ・ヘルペス・おでき等

アレルギー :気管支喘息・アレルギー性鼻炎・眼炎等