江戸川区瑞江駅徒歩5分の寝違え・首のトラブル バランス整体 『あすなろ鍼灸整骨院』へようこそ。
江戸川区で唯一の足整療法士である足疾患のスペシャリスト【足の専門家】が、外反母趾・O脚・姿勢・歩行の不安・腰痛・膝痛のお悩みを、足元から根本的に健康へ導きます。
是非お気軽にお問合せ・ご相談ください。
季節の変わり目になると、急に「寝違えて、首が動かせません」という患者さまが増えてきます。
「寝違え」とは朝起きたときに首の後ろや首から肩、肩甲骨にかけての痛み、動かせなくなる状態のことをいいます。
いわゆる「首のすじを違えた」「筋ちがえ」という状態です。
首を動かすだけで激痛が走り、一定方向もしくは全方向に首を動かせなくなり、場合によっては頭痛や背中まで痛む場合もあります。家事や仕事にも影響するのはもちろん、再びその日の夜に寝床に入っても痛みで眠れず寝不足になってしまいます。
「寝違え」は医学用語ではなく、首の周囲の筋、腱、筋膜などの急性炎症で軽度の捻挫に分類されます。
寝違えが起きる主な原因は、睡眠時の姿勢にあります。
通常は体勢が苦しければ、無意識に寝返りを打って、首に負担がかからない体勢にできるのですが、そもそも寝ている場所がソファーだったり、枕が合わなかったりと不自然な状態が長く続いたり、過労や泥酔状態によって、寝返りをほとんど打てなかったりすると、長い時間、首まわりに負担がかかり続けて、靭帯や筋肉を傷めてしまいます。
通常の就寝時には、1時間に最低1回は寝返りを打つとことがよいと言われています。
また、日頃からの長時間のデスクワーク、手指や腕の使いすぎで疲労や血行不良を起こしていたり、首や肩、腕に慢性的なこりがあったり、姿勢の悪化など全身の状態も関係しております。
特に、「ストレートネック」(後編でお伝えします)や「猫背」などの姿勢が悪化している場合は、何度も寝違えを繰り返すようになり、繰り返すたびに治りも悪くなってきます。
寝違えが季節の変わり目に多いのは、日中と夜の寒暖差や気圧の変動が顕著になるからと考えられます。
また昼間の感覚でクーラーをつけっぱなし、窓をあけっぱなしなどもよくありません。
寝違えの痛みは時間が経つと落ち着いてくるので、何も対処せずにそのままにしているという人もいると思います。
実際に、寝違えというのは時間の経過で状態や痛みが改善する場合がほとんどですが「1~2週間経っても痛みが治まらない」「頻繁に寝違える」という場合は、首以外に原因があります。
放置せずに、当院にご相談ください。
寝違えた時、冷やすのか? 温めるのか?迷いますよね。
痛みがひどく、痛い部分が腫れている、または熱っぽく感じる場合であれば、まず冷やしましょう。冷やすことで炎症がおさまりますので、氷水を入れたビニールや保冷剤をタオルで巻いて痛みのある部分に当てて冷やしましょう。
痛みが起こった時、温めれば治ると考えている方も多いと思いまが、すでに寝違えが起こっている場合に温めると、炎症反応が助長され症状を悪化させてしまうことがあります。
また、首や肩をむやみに押したりマッサージすると、症状をかえって悪化させてしまいます。
マッサージすることで血行が良くなり、炎症がかえって広がってしまいます。
※画像はお借りしました
寝違えの症状に特効穴と言われる落枕穴(ラクチン)です。
手の甲側で、中指と人差し指の間のつけ根にあります。
ツボを親指で押しながら首をゆっくりと動かすと、少しずつですが、首が回ってくるようになります。
寝違えたときは、まず冷やしてからツボ押ししながら少しずつ動かしてみてください!