江戸川区で唯一の足整療法士である足疾患のスペシャリスト【足の専門家】が、外反母趾・O脚・姿勢・歩行の不安・腰痛・膝関節痛のお悩みを、足元から根本的に健康へ導きます。
是非お気軽にお問合せ・ご相談ください。
中高年の方の多くが悩まされる症状の一つである「膝の痛み」
できれば年齢を重ねても痛みなく過ごしたいですよね。
膝の痛みの原因になるものはいくつかありますが、その中でも意外と気付かずに日常生活で痛めてしまっているのが「膝の使い方の悪い癖」です。
「何をしたわけではないのにだんだんと痛くなってきた」
「日常生活をしていただけなのに急に痛くなった」など
実は、膝を正しく使えてないがために日常生活をしているだけで膝を痛めてしてしまう方々が少なからずおります。
その中で特に多いのが『曲げ方・伸ばし方の悪い癖』があります。
膝が内側に入る曲げ方は危険!
椅子や地面から立ち上がっる時や座る時に「膝が内側にくの字」に曲がってしまう方は危険です。
右の写真のように、膝が内側に入るような身体の使い方を長年続けていると、徐々に膝の内側の半月板という軟骨にダメージが蓄積され、膝の痛みに繋がったり、変形性膝関節症へと進行してしまいます。
膝のお皿が外側を向いた方が
痛めにくい!
また、この曲げ伸ばしの悪い癖は親指が外側を向きやすくなるため『外反母趾』にもなりやすくなります。
特に女性の方は、子供の頃から気付かずに内側に曲げていたことが多いようです。実際に患者さんに指摘すると「全然気付かなかった!これが普通だと思っていた」という方が数多くいらっしゃいます。
膝を外側に開いて蹲踞
(そんきょ)すると痛めません
膝を曲げ伸ばしするときは、膝のお皿が外側を向くようにすると痛める危険がなくなります。
ひざに痛みがあって、曲げたりしゃがむことが辛い方でも、右の写真のように、「蹲踞(そんきょ)」するように曲げてみると、意外とすんなり曲げてしゃがめるようになる方も数多く見受けられますので、やってみてくださいね!
膝が内折れしてしまう歩き方は危険!
「ニーイン・トゥーアウト」とは
「ニー」は膝、「トゥー」はつま先です。
訳すと「膝が内側・つま先が外側」になります。
つまり、膝が内側に曲がり、つま先が外側に向くような使い方は膝を痛める危険が高まるということです。
この様な膝の使い方も特に女性に多く見うけられまます。
片方の足が一歩前に出た時に膝を曲げる動作や歩く時に「膝のお皿が内側を向いてしまう」と膝の内側にとても負担がかかります。
すると膝の内側の「内側側副靭帯(ないそくそくふくじんたい)」という太ももの骨とすねの骨を繋いでいるスジが引き伸ばされて、膝の内側を痛めてしまう原因となりますのでご注意くださいね!
ここまで、日常生活での膝の関節に負担のかかる膝の使い方について解説してきました。
自分には関係ないと思っている方でも、「悪い癖」になっていることもありますので、いま一度ご自分の膝の使い方をじっくり観察してみてください。
座る時や立ち上がる時、何気なく家の中を歩く時など、意外と膝に負担のかかる姿勢や動きをしていることがあります。
「膝の痛み」の発生原因となる、加齢による軟骨成分の減少やホルモンの減少は避ることができません。
しかし、体重増加や筋力低下、そして膝の使い方は自分でコントロールできる原因です。
日頃から意識的に「膝や足のケア」をするかしないかで、年齢を重ねた時に痛みが出るかどうか、歩き続けることができるかが決まってきます。
カラダの衰えは足からきます。
高齢で歩けなくなってしまうと、あっという間に足の筋肉が落ち、寝たきりになってしまいます。
いつまでも自分の足で歩き続けるには、体を支える脚の筋肉が必要です。
特別なトレーニングをしなくても、日常的な立つ、歩くなどの動きを正しくするだけで健康長寿の筋肉が作れます。
筋肉がつけば、代謝もよくなり、肥満を防ぎ健康な身体になります。
正しく歩くために、まず正しい立ち座り動作を心がけましょう。
左右の足の内側が「一直線上に着地する」イメージで足を運んでいくのが正解です。
足先とかかとを結んだ線が中心線となす角度が10~15度程度で逆ハの字開いた状態が理想的な足の着き方です。
なるべく、急ぎ足にならないように丁寧にゆっくり足を運んだ方が、足裏筋肉が強化されます。
歩幅は性別や体力、年齢によって個人差がありますが、一般的には「身長マイナス100cm」が目安。
左右の脚の横幅を開いて、平行線上に歩く人がいますが、これだと内転筋群などの「脚の内側の筋肉」が使われにくく、外側の筋肉ばかりが使われてO脚にもなりやすくなります。
※画像はお借りしました
※画像はお借りしました
腰痛、股関節、膝関節、足関節痛、外反母趾を患っている方々の原因の一つに距骨(足部の骨の一部)の歪みや足の骨格に変位があります。
この距骨が歪んだり、変位(ずれる)を起こすと、その上に存在する膝関節、股関節、骨盤、腰へと歪みが連鎖して(上行性連鎖といいます)カラダ全体の痛みや不調になります。
以前、当院に坐骨神経痛で来院されたTさん(女性58歳)は
友人がウォーキングで坐骨神経痛が治ったことを聞き、自分も歩けば治るだろうと思い込み。足が痛いのにもかかわらず毎日1万歩のウォーキングをしていたそうですが、一向に改善されず、当院にお越しになりました。
歩き方と距骨の状態をチェックしたところ、足首(距骨)がグラグラと揺れてしまい、上体はその揺れを回避するように固めて、いわゆる猫背状態になっていました。
これでは、治るどころか他の箇所まで痛めてしまう結果になります。
カラダの土台である「足」が不安定な状態で、歩いてしまうと「歩き方」もおかしくなり、治るものも一向に治りませんのでご注意ください。
足、膝、腰や歩き方に不安がある方、長年痛みが続いている方は一度当院にご相談ください。
人生100年時代を迎え、あなたの『歩き方』をいま一度見直してみませんか。
歩き方に悪い癖がついていると、さまざまなカラダのトラブルが出現します。
また、ひざ、股関節の人工関節置換手術後のリハビリには『歩き方』から見直すことが必要です。生涯ご自身の足で歩き続ける自信をつけましょう!
当院の【歩行改善プログラム】は、各々の歩行状態、足のトラブルに対応したプログラムを個々の状態に合わせて対応いたします。
歩行教室
メディカルポール歩行
当院では【100歳まで歩く自信をつける】歩行改善プログラムのほか、2ヶ月に1回程度ですが、歩行エクササイズ「ポール歩行教室」や「歩行力強化教室」を開催しています。