「最近、トイレの回数が多くなった」
「就寝後の頻尿で寝た気がしない」
「またトイレに行きたい…」「ちょっとした拍子に…」
そんな頻尿や尿漏れのお悩みを抱えていませんか?
多くの方が密かに悩んでいらっしゃるデリケートな問題ですが、実はその原因の一つに「骨盤底筋の衰え」が大きく関わっていることをご存知でしょうか。
私たちの骨盤の底には、ハンモックのように臓器を支える重要な筋肉群があります。それが「骨盤底筋」です。
膀胱、子宮(女性の場合)、直腸といった大切な臓器を下からしっかりと支え、排泄のコントロールにも深く関わっています。
この骨盤底筋が健康な状態であれば、私たちは安心して日常生活を送ることができます。
しかし、以下のような要因で骨盤底筋は徐々に衰えてしまうことがあります。
✅加齢: 年齢を重ねるとともに、全身の筋肉と同様に骨盤底筋も衰えやすくなります。
✅出産: 特に女性の場合、妊娠中のホルモンの影響や、出産時の骨盤への負担が骨盤底筋に大きなダメージを与えることがあります。
✅運動不足: 日常的に体を動かす機会が少ないと、骨盤底筋を含むインナーマッスルが衰えやすくなります。
✅その他: 肥満、慢性的な咳、重いものを持ち上げる動作なども、骨盤底筋に負担をかける原因となります。
骨盤底筋が衰えると、膀胱や尿道を支える力が弱まり、ちょっとした力みや動作で尿が漏れてしまったり、トイレが間に合わないと感じる頻尿や尿漏れの原因となってしまうのです。
「でも、どうやって骨盤底筋を鍛えたらいいの?」
そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。骨盤底筋は意識して動かすのが難しい筋肉のため、自力でのトレーニングに挫折してしまう方も少なくありません。
そこでお勧めしたいのが、EMS(Electrical Muscle Stimulation)による骨盤底筋トレーニングです。
EMSとは、電気刺激によって筋肉を強制的に収縮・弛緩させることで、効率的に筋肉を鍛えることができる技術です。
当院では、このEMSを活用し、お悩みの骨盤底筋を効果的に鍛えるサポートをしています。
✅手軽にできる: 運動が苦手な方や、忙しくてなかなか時間が取れない方でも、横になっているだけで手軽にトレーニングができます。
✅効率的: 普段意識しにくい骨盤底筋を、電気の力で的確にアプローチし、効率よく鍛えることができます。
✅継続しやすい: 自力でのトレーニングのように「正しい動きができているか不安」「飽きてしまう」といった心配が少なく、継続しやすいのが特徴です。
特に、産後の女性や、長年の尿漏れに悩む方にとって、骨盤底筋のケアは非常に重要です。EMSトレーニングは、ご自身のライフスタイルに合わせて無理なく続けられるため、改善への大きな一歩となるでしょう。
頻尿や尿漏れは、誰にも相談できずに一人で抱え込みがちなデリケートなお悩みです。
しかし、適切なケアを行うことで、症状の改善が期待できます。
当院では、丁寧なカウンセリングを通じて、患者様一人ひとりの状態やお悩みに寄り添い、最適なケアをご提案させていただきます。
当院では、EMS(電気刺激)を使った骨盤底筋トレーニングを推奨しています。
EMSは電気の刺激によって骨盤底筋を強制的に収縮させることで、簡単かつ効率的に筋肉を鍛えることが可能ですお腹にEMSトレーニングの特徴は、運動が苦手な方や忙しくてなかなか運動の時間が取れない方でも手軽に続けられる点にあります。寝ているだけ、座っているだけで骨盤底筋の筋トレができ、日常生活に支障なく続けられます。
【こんな方に特におすすめ!】
✅産後の尿漏れにお悩みの女性
✅加齢による頻尿や尿漏れが気になる方
✅忙しくて運動時間が確保できない方
✅運動が苦手だけど尿漏れを改善したい方
骨盤底筋の衰えは早めのケアが重要です。
当院のEMSトレーニングで、頻尿・尿漏れ知らずの快適な毎日を取り戻しましょう!
骨盤底筋の衰えによる頻尿・尿漏れでお悩みでしたら、ぜひ一度、お気軽に当院にご相談ください。
足の裏には「土踏まず」と言って、3本の足裏アーチ(上に盛り上がっている部分)があります。文字通り「土を踏まない」地面に接しない部分です。
この足裏アーチが崩れてしまうと骨盤が後ろに傾いてしまうので、骨盤底が水平になって、腹圧が直接、骨盤底にかかっていきます。
すると、咳やくしゃみをするだけで、腹圧が骨盤底に集中し、尿が押し出され、頻尿や尿が漏れやすくなってしまうのです。
当院では、EMS(電気刺激)を使った足底筋トレーニングと靴の中敷きインソールによる足裏のアーチの崩れを矯正する足整板療法を推奨しています。
ヒップリフトエクササイズ
<ヒップリフト>
①仰向けに寝る
②両ひざを立てて、ひざの間にタオルを挟む
③お尻に力を入れておへそを真上に持ち上げる
④持ち上げた状態で1秒キープする
⑤3秒かけてゆっくりとおろし、骨盤がギリギリ床に触れるくらいまで下げて、再び持ち上げる
※足はかかと重心にしましょう。
※お尻を上げる時に腰が反ってしまいやすいので、お腹に力を入れて反らないように意識しましょう。お尻を上げたときの姿勢は一直線になるように意識しましょう。
※下ろすときは、お尻が完全に地面についてしまわないように、ギリギリのラインで止めるようにしましょう。ずっとお尻(肛門)の力を入れたまま行います。
ペースとしては、2秒で持ち上げて、1秒キープ、3秒で下ろすという流れです。
スクワットエクササイズ
<スクワット>
①肩幅程度に両脚を開き、背すじを伸ばして立ちます。
②肛門をキュッと締めます。
肛門をキュッと締めたままひざを曲げて、ひざが痛くならない角度で止めて、そのまま両手を前に伸ばして、上半身を前傾させて10秒間キープする。なるべくかかとに重心をおきましょう。
③肛門をキュッと締めたまま、ゆっくりと立ち上がります。
◆ヒップリフト、スクワットエクササイズ共に15回を1セットとして、これを3セットほど行うようにしましょう。