扁平足のチェック法とホームケア

目次

当院では外反母趾や内反小趾、足裏の痛み(足底腱膜炎)、足裏のうおのめやタコに悩む方が数多く来院されます。

遠くは長野県や栃木県から患者様がご来院していただき、現在まで約800名以上の足の障害で悩んでいる患者様を診てきています。

その前段階として知っておきたいのが、、、

土踏まずがつぶれてしまう「扁平足」

「扁平足」の方は、足指の力が低下したり、足指をうまく使うことが困難になってしてしまうために、足裏バランスが大きく崩れてしまいます。

その結果、足の上にある「ひざ」「骨盤」「背骨」「あごの関節」「顔面」までもが歪んでしまい、疲れやすくなったり、「膝関節痛」「腰痛」「首肩の痛み」など健康面での不調のほか、美容面でも「下半身太り」「顔の歪み」などの不具合が生じてきます。

自分の足は大丈夫かな?

扁平足、外反母趾、足指の変形の症状が進んでいると・・・
足の指が自分の意志で動かせなくなります。

ここで・・・
以前に当院に来院されていた、高齢者の介護施設にお勤めのSさんとのお話を紹介します。

ご自身の足指の変形が醜く、足が痛くてつらくなった時に、施設の利用者様の足の指をよく見るようにしていたら、車いすや寝たきりになっている方のほとんどが、足指の変形と足指が動かせない人ばかりだったのに「驚きと、不安を感じた」と・・・

そうです・・・
足指の変形と足指が動かせなくなってしまうと、将来歩けなくなるリスクが高まるのです。

実は、扁平足は成長期の子どもにも多く見られます

裸足で走り回るなど、足底の筋肉を鍛える動きが足りないと、成長によって体重の負荷が増える際に足底が伸び「扁平足」となります。

もちろん、運動不足で足底の力が弱い大人でも同様のことが起こります。

加えてX脚の人は、ひざが内側に入っているために土踏まず部分に重心がかかりやすく、足首が内側に捻れて、「扁平足」になりやすい状態にあります。

一方、O脚の人は重心が外側にかかり、土踏まずの筋力をあまり使わない歩き方をしてしまいますので、加齢とともに足裏を支える力が低下して、重力に勝てず結果的に「扁平足」になるケースが多いのです。

<あなたの足は扁平足?>

足の裏の筋力が低下してしまうとアーチが下方に崩れて「扁平足」になってしまいます。

下記のことが当てはまる方は「扁平足」かもしれません。

☑素足で床の上を歩くとペタペタと音がする
☑長時間の歩行や立ちっぱなしでいると足裏がだるくなる
☑疲れると足裏が引きつれるような痛みがある
☑段差もない所でつまずくことがよくある
☑足指や足裏によくマメやタコができる
☑足の指で力強く「グー」っと握ると足指、足裏がつる

あなたの土踏まずには、ボールペンが入りますか?

土踏まずにボールペンが足の裏に軽く付くくらいで正常です。

足の内側が地面にぺったりと着いてしまっている人は扁平足です。

正常な方は足の内側が上に上がって、地面に着いていません。

次に<素足になり、足の指でじゃんけんの「グー」「チョキ」「パー」にしてみましょう>

「グー」にした時に足指の根元からしっかり曲がって、手でグーにした時と同じようにこぶしが出るようであれば正常。
「パー」にした時には親指と小指がしっかりと外に開くようなら正常。

一方、「グー」にした時に足指の根元からしっかり曲がらず、こぶしが出来ないようでしたら、「浮き指」「ハンマートゥ」という足の障害

パー」にした時に親指が外に開かず、逆に閉じる方向に力がかかってしまうようであれば、「外反母趾」の可能性が高いでしょう。

また、小指が開かない場合は、「内反小趾」という障害です。

これを改善するには「足の裏側の筋肉を鍛える」ことが必要になります。

先日、外反母趾治療で通院中の患者様Tさんと、「足の裏の筋肉を鍛えましょう」というお話をしていたところ「足の裏の筋肉ってどうなっているのか、イメージがわかない」というご意見をいただきました。

下の図は足裏の筋肉の解剖図です。

こんな風に足裏には足の指につながっている筋肉(足底筋群といいます)が、なんと10個もあります。

これら10個の筋肉は、主に足裏のアーチ「土踏まず」を構成しています。
このアーチは①親指のつけ根からかかとを結ぶ「内側縦アーチ」②足の外側を結ぶ「外側縦アーチ」③親指のつけ根と小指のつけ根を結ぶ「横アーチ」


この3つのアーチは、バネのように作用して、カラダにかかる地面からの衝撃を和らげていす。

<ホームケアエクササイズ>

自分の力で足指を動かし足裏の筋肉を鍛えましょう!

「扁平足」「浮き指」「外反母趾」などの足の障害を改善するには、足裏の筋肉を鍛える「足裏エクササイズ」をおこなうとよいでしょう。

足指5本をしっかり使ってタオルを「握る」「持ち上げる」「離す」という3動作を行うだけ。

とってもシンプルですが、足裏の土踏まずを引き上げる筋肉をまんべんなく鍛えることができます。

X脚やO脚の人は、足指を動かそうとするとどうしてもひざが正面からずれて内側、あるいは外側に動いてしまう傾向にあるので、常にひざが正面に向いているか鏡でチェックしながら行いましょう。

右足で行いつつ、左足で、シワが寄ったタオルを元の位置に戻しながら、左右で10回ほど繰り返しましょう。

「グー」「パー」運動や「足裏エクササイズ」をしている時に、足裏や足指がつりそうになった場合は、足指を上下に曲げたり伸ばしたりしてストレッチをしたり、足裏のマッサージをしながら、繰り返していきましょう!

当院では「扁平足」「外反母趾」「内反小趾」の治療として、足指の動きや踏ん張りを改善させる足指反射療法や足裏バランステーピング法や足整板(インソール)療法で足元の土台から全身のバランスを整えます。

体の土台、家屋でいうと基礎にあたる「足裏」

家が傾いたら土台から直していくのが自然です。人間の身体も土台となる「足指」「足裏」からバランスを整えるという考えが身体全体を治す上で必要不可欠です。

全身のバランスを整える方法としては、個々の状態に合わせた無理のない骨盤矯正・バランス整体療法により不安定な歩き方により歪んだ全身の骨格バランスを整えます。
足元(土台)を整えることにより正しい歩行を促すことができます。

不安に感じた方は是非一度ご来院ください。