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<寝違え>
朝起きた時に首を動かそうとしてら、激痛ががはしり、それ以上動かせなくなってしまう。
いわゆる「首のすじを違えた」「すじちがえ」という状態です。
「寝違え」は首の捻挫として分類されます。
そのほとんどが頸部や背部の筋肉(すじ)を違えた、伸び過ぎたために、首が動かせなくなる症状です。
何回も寝違えを起こすのは骨盤にゆがみがある場合がほとんどです。
1回目はすぐに治ったので、2回目もすぐに治るだろうと思い、診察を受けずに放置してしまうというケースもよく見られます。
一度でも寝違えを起こしたら、早めに当院へご相談ください。
<ストレートネック>
頭痛や首肩の痛み、腕・手指の痺れ感、めまい等の症状で整形外科でレントゲン検査をしたらストレートネックと診断されて・・・当院に来院する方も多くいらっしゃいます。
「ストレートネック」とは、本来首のカーブがあるべきところが真っ直ぐになってしまっている事です。
カーブはクッションの役割を果たして負荷を和らげるのですが、真っ直ぐになる事で首の筋肉が頭の重みに耐えられず硬くなり、痛みが出てきてしまいます。
首は本来、横から見た状態で前に(のど側)反ってなくてはなりませんが、前弯が無くなり、骨の配列がまっすぐになることをストレートネックといいます。
現代では、長時間うつむき姿勢でパソコンなどのデスクワークを行う仕事が増え、スマートフォンなどうつむき加減の姿勢が当たり前になっています。この姿勢が長時間続くと、次第にストレートネックとなっていき、肩こりや頭痛の原因ともなります。
ストレートネックになりやすい主な行動
• パソコンなど座りっぱなしのデスクワークをしている。
• 携帯ゲームやテレビゲームが好き。
• 車の運転を頻繁にする。
• 読書をする時に真下を向いてしまう。
長時間、前かがみやうつむいている姿勢を続けている生活習慣のある方は、ストレートネックになるリスクが高いといえます。
このような姿勢は視線が下向きになるので猫背となり、顔とあごが前へ突き出すような格好になります。
長時間筋肉が動かないため、緊張した筋肉に頚椎が前方へ引っ張られてしまい、徐々にストレートネックになります。
頭痛、原因不明のめまいでお悩みの方の多くは・・・「ストレートネック」
ストレートネックになると、頭の全ての重みが首の付け根部分にのしかかるため、首肩周辺の神経や血管が圧迫され、肩、首、背中の痛み、腕のしびれ、さらには頭痛、吐き気、めまい、イライラなどの症状に発展することもあります。
姿勢の崩れ、歪みがストレートネックをまねく
慢性的な疲労がたまり、筋緊張が続くと姿勢が歪み崩れてきます。
現代人は、運動する機会も減っています。
パソコンを長時間見ながら仕事をする、椅子に座りながら同じ姿勢で仕事をこなす、または、仕事以外のスマートフォンの操作、携帯型ゲーム、テレビゲームといったうつむきの姿勢の状態が続くと背中の張り、首、肩のこりや痛みを訴えるようになります。
長時間同じ姿勢をとり続けると、背中の筋肉が疲労により緊張し、次第に猫背(円背)になっていきます。
猫背状態でデスクワークすると、首の後ろの筋肉も引っ張られ続けて疲労して、正常なカーブが失われ、頭が背骨のラインより前につき出すような悪い姿勢になります。
当院では「足裏のバランス⇒骨盤のゆがみ⇒背骨のゆがみ⇒首のゆがみ」と順を追って、カウンセリングと検査を実施しています。
ストレートネックも日常習慣や身体のバランス悪化から起きるひとつの生活習慣疾患と捉え、足元から根本的に解決する施術や運動指導を実施し、再発しない生活習慣を身に付けていただくこと目指しております。