〒133-0065 東京都江戸川区南篠崎町3丁目15-2 1階
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足の指の変形で「お悩み」を抱えていませんか?
「少し曲がってるかな?」「靴を履くと、特定の指が痛い…」「歩き方が不安定になった気がする…」
「恥ずかしくて人前で裸足になれない…」
実は、これらサインを見逃していると、将来的に様々な足のトラブルだけでなく、膝や腰、全身の不調につながる「足指の変形」が潜んでいるかもしれません。
足は私たちの体を支え、移動を可能にする重要な土台です。その足の指が正しく使えないと、全身のバランスが崩れてしまうのも当然と言えるでしょう。
このブログ記事では、鍼灸整骨院の視点から、足指の変形の種類や、なぜ変形してしまうのか、自分でできる簡単なチェック方法、そして放置する怖さ、さらに当院でもサポート可能な改善・予防策まで、分かりやすく解説していきます。
あなたの足の健康を守るために、ぜひ最後までお読みください。
「足指の変形」と一口に言っても、その種類は様々です。ここでは代表的なものをご紹介します。あなたの足指は、どれかに当てはまるでしょうか?
<特徴>
足の親指(母趾)が、小指側に「くの字」に曲がり、その付け根の関節(MTP関節:中足指節関節)が内側に突き出てくる変形です。
特に女性に多く見られますが、男性にもまれに起こります。
<症状>
親指の付け根の出っ張った部分が靴と擦れて痛み、赤みや腫れが生じやすい。
出っ張った部分にタコや炎症による腫れができることがある。
悪化すると曲がった親指が隣の指を圧迫し、その指にもタコや魚の目ができたり、ハンマートゥなどの変形を併発します。
親指が地面をしっかり蹴り出せず、歩行時に足裏全体(特に指の付け根あたり)に負担がかかり、親指の付け根あたりの痛みが生じやすい。
足のアーチが崩れて、足全体のバランスが悪くなり、膝関節痛や腰痛を併発することが多い。
足全体の横幅が広くなり、靴選びに注意が必要になる。
<特徴>
足の指の途中の関節(PIP関節:近位指節間関節)が、名前の通りハンマーのようにカクっと曲がって固まってしまう変形です。第2趾(人差し指)や第3趾(中指)によく見られますが、どの指にも起こり得ます。
指先が地面につかない、あるいは逆に地面に食い込むような形になることもあります。
<症状>
靴を履くと、曲がった部分が擦れて痛む。タコや魚の目ができやすい。指の腹や先端にタコや魚の目ができて痛む。
指の付け根の関節(MTP関節:中足指節関節)が反り返り、足の裏(特に指の付け根あたり)に痛みが生じやすい。
指が地面を掴めず、不安定感が増し膝関節痛や腰痛を併発することもあります。
<特徴>
足の小指が内側(薬指側)に向かって「くの字」に曲がってしまう変形です。足の外側の、小指の付け根の骨が出っ張って見えます。外反母趾の小指版のようなイメージです。
<症状>
靴の外側の、小指の付け根の出っ張った部分が擦れて痛む。
出っ張った部分にタコや炎症による腫れることがある。
指同士がぶつかり、タコや魚の目ができやすい。
足全体の横幅が広くなり、靴選びに注意が必要になる。
<特徴>
【浮き指】とは、立っている時や歩いている時に足の指が床や靴底に接地しない、接地していても指先に力を入れて踏ん張れない状態のことです。見た目はまっすぐでも、体重がかかっていないのが特徴です。
<症状>
足の指で地面を掴めないため、バランスが悪くなりやすい。
歩行時、足裏の指の付け根あたりに過度に体重がかかり、歩行時の痛みやタコ・魚の目ができやすい。
重心が後ろに偏り、姿勢が悪くなったり、かかとにタコができやすくなったりする。
外反母趾や内反小趾と合併していることが多い。
転倒しやすくなるリスクが高くなる。
足指の変形は、生まれつきの骨の形なども影響しますが、多くの場合は日常生活の動作習慣や歩き方が深く関わっています。
足裏のアーチ
【足裏のアーチ機能】
1、内側縦アーチ
2、外側縦アーチ
3、横アーチ
★この3つが足のバランスを保っています。
この足裏のアーチが崩れて破綻した開帳足(足の横幅が広がる)では、クッションやバネの役割が失われるため、足の指の変形を引き起こします。
自分の足指の状態を把握することは、早期発見・早期対策の第一歩です。以下の項目をチェックしてみましょう。鏡を使ったり、家族に見てもらったりすると分かりやすいかもしれません。
「少し曲がってるだけだから大丈夫」「痛みがないから放っておこう」と思っていませんか?
足指の変形を放置すると、今は小さな問題でも、将来的に様々な「怖い」影響を及ぼす可能性があります。
変形した指や、その影響で負担が増加した足裏(指の付け根、かかとなど)に、慢性的な痛みが続くことがあります。歩くのが辛くなり、外出がおっくうになることも。
足指がうまく使えないと、歩行時の衝撃吸収やバランスが悪化し、その負担が膝、股関節、腰へと伝わります。結果として、これらの関節や腰に痛みが生じたり、悪化したりすることがあります。
足指は、立っている時や歩いている時にバランスをとる上で非常に重要な役割を担っています。変形によりこの機能が衰えると、ふらつきやすくなり、特に高齢者では転倒のリスクが高まります。
足の痛みや不安定さから、運動や外出を避けるようになり、全体的な活動量が低下します。これは肥満や生活習慣病のリスクを高めることにもつながりかねません。
タコ、魚の目、巻き爪などが悪化しやすくなります。特に糖尿病の方は、足の傷が悪化しやすいため、足指の小さな変形でも注意が必要です。
足指の変形は、単なる見た目の問題ではありません。あなたの「歩く」という基本的な能力を損ない、全身の健康にまで悪影響を及ぼす可能性があるのです。
医療機関では、レントゲン検査などで骨の変形の度合いや関節の状態を詳しく調べ、診断を確定します。治療法としては、保存療法と手術療法があります。
<保存療法>
装具療法: 足底板(インソール)や足指装具(サポーターやスペーサー)を用いて、足裏のアーチをサポートしたり、指の位置を矯正したり、痛みを軽減したりします。
リハビリテーション: 足や足首のストレッチや筋力トレーニング、歩行指導などを行い、足の機能を改善させます。
薬物療法: 痛みや炎症を抑えるために、消炎鎮痛剤などが処方されることがあります。
<手術療法>
変形が重度で保存療法で改善が見られない場合や、強い痛みを伴う場合には、骨を切ったり、関節を固定したりする手術が検討されることがあります。
しかし、「手術」には大きな問題があります。
それは、見た目の器質的な変形は直ったとしても、歩く機能は改善しないもしくは手術前より悪くなるということです。
手術では、見た目が真っ直ぐになっているだけで、本当の意味で治ってはいません。
なぜ「手術」だとうまくいかないかと言うと、、、
「手術」で見た目の上での変形は直ったとしても、「歩き方⇒足裏の着き方~地面の蹴り方・離し方」は直っていないということです。
★手術をした患者さまの例
例えば、こんな患者様がいました。
◆過去に整形外科の勧めで「外反母趾の手術をしたけれど、また痛くて歩くのが辛くなってきました」というお悩みで、当院に来院された患者様を何名も診てきています。
そのほかに、
◆手術後に「母趾は真っ直ぐになったけど」しばらくしたら「小指が曲がってきて痛い」というお悩みでしたり、
◆足の裏側いわゆる「横アーチ」が反りかえっていて、マメやタコができて、痛くて歩けない。
◆足の裏から指先がしびれて痛みが出現する「モートン病」の疑いで、歩くことが辛くなっている方もご相談を受けています。
◆親指は真っ直ぐになったが、手術前より親指以外の四指が曲がリが酷くなって、いわゆる「槌状(ハンマートゥ)変形」になってしまった。
とお悩みを相談される方も数名診てきています。
これらの課題を解決するのに本当に診るべきなのは
「変形」ではなく「歩き方:足の着き方~地面からの離し方」なんです。
まずはご自身の足のサイズ、形状に合った靴を履くことが大前提です。
※画像はお借りしました
まず足裏や足の甲の筋肉や関節を柔らかくしましょう!
足裏や足の甲の筋肉部分をマッサージしたり、足指をしっかりと曲げ伸ばししてストレッチをして下さい。
次に足の指で、「グー」「チョキ」「パー」ジャンケンしてみましょう!
「グー」:足指をすべてぎゅっと丸める
「チョキ」:親指だけを上に上げ、他の指は下へ
「パー」:指をしっかり開いて広げる
テレビを見ながら、お風呂上がりなど毎日続けて見てください。
床に置いたビー玉やスーパーボールなどを、足指を使って掴み上げる機能訓練法です。
足指の把持力を高めます。片足10回ほど繰り返しやってみましょう。
タオルを握ってみましょう!
※画像はお借りしました
足指5本をしっかり使ってタオルを「握る」「持ち上げる」「離す」という3動作を行うだけ。
【手順】
①まず床にタオルを置き、足を乗せますこの際に、かかとだけタオルから外すようにすると、この後の動作が行いやすいです。
②足の指を曲げてタオルを掴みます。なるべくすべての指を使うように意識しましょう。
③タオルを掴んだまま足の先を浮かせ、その後タオルを離します。
右足で行いつつ、左足でシワが寄ったタオルを元の位置に戻しながら、左右で10回ほど繰り返しましょう。
※注:X脚やO脚の人は、足指を動かそうとするとどうしてもひざが正面からずれて内側、あるいは外側に動いてしまう傾向にあるので、常にひざが正面に向いているか鏡でチェックしながら行いましょう。
椅子に座り、足の裏にテニスボールを土踏まず〜指の付け根あたりを転がしてみましょう。
片足3分ずつ行う。
これにより足裏の筋膜が柔らかくなり、アーチの維持がしやすくなります。
初期段階での予防ケアができなかった場合、痛みや変形が進行し、歩行困難や生活の質(QOL)が低下する可能性があります。
重度の変形や慢性的な痛みがある場合は、インソール(足整板)療法、テーピング療法、場合によっては手術が必要になるケースも。
当院では、足指の変形でお悩みの方に対して、丁寧なカウンセリングと体のチェックを行い、変形の原因となっている筋肉のバランスや骨格の歪みを評価します。
そして、鍼灸治療や整体、マッサージ、テーピングなどを用いて痛みを和らげ、足の機能を高める施術を行います。
さらに、ご自宅でできるセルフケアの方法や、適切な靴の選び方、インソールの活用法などもアドバイスさせていただきます。
「どこに相談したらいいか分からない」「まずは専門家の意見を聞きたい」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。
あなたの足元から、健やかな毎日をサポートいたします。
当院がお勧めする「足整バランス療法」「足整テーピング法」「足整板療法」は、【足裏のバランスを整える健康法】です。
足全般の痛みに対し著しい効果があります。
足指の痛みはほぼ100%近くの方が改善します。
手術をしても、歩き方、足の着き方を改善できなければ、必ず再発して再び痛みに悩まされます。
足指が曲がるような歩き方をしているから、変形したり痛むのです!
当院では『歩き方改善指導』(歩行改善プログラム)を実施しています。
手術を考える前に、ぜひ一度ご相談下さい。
足指の変形は、「見た目が気になる」だけでなく、将来的に全身の不調につながる可能性がある「怖い」問題です。
◆ハンマートゥ、内反小趾、浮き指など、様々な種類の変形があり、それぞれ特徴的な症状があります。
◆合わない靴、悪い歩き方や姿勢、足や下腿の筋肉のバランスの崩れなどが主な原因となります。
◆自分で簡単にできるセルフチェックで、早期に自分の足の状態に気づくことが大切です。
◆放置すると、慢性の痛み、膝・腰の不調、転倒リスク増加など、深刻な問題に発展する可能性があります。
◆専門家による診断と、適切な治療・セルフケア(ストレッチやグッズ活用)で、症状の改善や進行予防が可能です。
もし、あなたがこの記事を読んで、一つでも「自分の足もそうかも…」「将来が心配になった」と感じたなら、決してそのまま放置しないでください。
早期に対策を始めることが、あなたの足の健康、そして全身の健康を守るために最も重要です。
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